こんにちは、野口です。
世間様は三連休の真っ只中ですか、うらやましい限りです。
とっくに覚悟してたことではありますが、映画情報サイトの運営の辞書には「連休」の2文字すらありません。いわゆる不定休ってやつです。気をつけないと、ほぼ1週間パソコンに向かいっぱなしになるコトもあるので注意が必要です。
何に気をつけるかって、特に運動不足ですね。おおよそ、パソコン仕事をメインにしている方の共通の悩みではないでしょうか。
で、巷では日頃の運動不足解消(メタボリック解消という触れ込みでもありますが)ジョギングがちょっとしたブームだそうで。
そんな方にピッタリな映画『奈緒子』を先日、試写会で観てきました。
はい、今回も乱暴に映画の話に絡めます。
高校駅伝のお話です。
バツグンの才能と肉体能力を持つランナー波切島高校1年陸上部のエース・壱岐雄介(三浦春馬)が高校駅伝に出場します。しかし、駅伝はチーム戦。雄介ひとりの能力がズバ抜けていても、タスキをつなぐチーム全体がひとつになっていなければ勝利は遠い夢です。
諫早高校3年陸上部のエース・黒田晋(綾野剛)というライバルも出現します。
そして現われる篠宮奈緒子(上野樹里)。奈緒子は小学生の頃、喘息の療養中に両親に連れられて船釣りに出かけた際に過って海に落ちてしまい、それを雄介の父親が助けますが、父親は命を落としてしまった、という過去の負い目を雄介に持っています。
さらに雄介も「そんなの気にしてねぇよ」とか言いながらも、奈緒子に対して父親を殺した張本人のような、高校生になった今でも許せない気持ちが渦巻いています。
さらにさらに、雄介も陸上部のエースという自負もあったり、陸上部のメンバーも「俺ら凡人は、そんな天才と一緒にやってらんねぇよ」みたいな反発心もあったり。
チームワークが大事だってのに、最初っからみなさん気持ちはかなりバラバラな空中分解気味。
陸上部の西浦天宣監督(笑福亭鶴瓶)が、合宿の間に奈緒子をマネージャーとして呼び、その合宿を通して、雄介と奈緒子、陸上部メンバーとの交流がスタートします。
はたして、バラバラ気味な陸上部は大会までチームワークを取り戻し、心をひとつにすることができるのか?
ライバル・黒田晋との決着は?
そして、奈緒子と雄介の過去から動き出せない心にもなんらかの解決が見い出せるのか?
という、大変見どころ要素の詰まった映画です。
駅伝大会を目指す陸上部の映画だけに、走るシーンの多いこと多いこと。
いったい、どれだけ走るんだ。観てるこっちが息切れしてくる。ってなくらい走りまくりです。
特に雄介と黒田とのランナーバトルは、走者にカメラが併走しているのでかなり熱いバトルです。黒田晋役の綾野剛さんが走りながらかなり素敵な演技をしてくれてます。
雄介にタスキをつなぐ陸上部員たちもそれぞれの個性を発揮しようと必死に演技してくれてます。特に陸上部正マネージャー吉澤結希役の佐津川愛美さん、アネゴ肌のマネージャー役がハマってます。笑福亭鶴瓶さんに物怖じしてなかったり、部員にケリでツッコミを入れたり、思い切った演技ながらもとても自然で明るい雰囲気を作ってくれてます。
駅伝の中継をTVとかで見ていて、
「どうして、ああも必死になれるんだろう?」
と疑問が浮かんだことはありませんか?
俺はしょっちゅう浮かんでました。
まるで、その一瞬一瞬にまさしく全身全霊をかけているかのように走る選手たちの、その気持ちと理由。
なんとなく、それが伝わってくる映画です。
で、オチなんですけどね。
予告編の最後で奈緒子が叫んでますよね。
あれ「雄介、立てぇ〜っ!!」て聞いてました。
でも、よく聞くと
「雄介、勝てぇ〜っ!!」
なんですよね。
俺は「立てぇ〜っ!」の方が好きです。
だって、聞いていて全く別作品の「立てぇ!、立つんだ、ジョー!」のノリが思い浮かんで熱くなれるから。
あ、でもリングサイドで手ぬぐいみたいなタオルを首に下げて「立てぇ!」と煽ってる上野樹里さんはなんだか汗臭そうで頂けません。
そしてヤバくすると三浦春馬さんも燃え尽きてしまいます! しかも真っ白に! さらに頂けません!
聞き間違いのノリで熱くなるのはご法度ということで。
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