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『Mayu-ココロの星-』公開初日舞台挨拶
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ココロの星

9月29日、新宿バルト9(東京都新宿区)にて映画『Mayu-ココロの星-』の公開初日舞台挨拶が行われました。
本作は、著者自らの体験をつづった『おっぱいの詩―21歳の私が、どうして乳がんに?』(講談社刊)を原作とし、ヒロイン竹中まゆを平山あやさんが演じた作品です。
登壇者は、平山あやさん、塩谷瞬さん(桜田優紀役)、松浦雅子監督。ピンクリボンフェスティバルのゲストである荻原次晴さんとプロデューサーである中西知子さんも応援に駆けつけ、花束を贈りました。

※ピンクリボン
乳がんの早期発見/早期治療を啓蒙・推進するために行われる世界規模のキャンペーン。上の画像のピンクの風船はそのシンボルマーク。2007年は10月1日より様々なキャンペーンイベントが行われる予定。

平山あやさん(竹中まゆ役)

ココロの星


みなさん、こんにちは。今日は寒い中劇場に足を運んでくださいましてありがとうございます。
(映画を見て)それぞれいろんな感じ方があると思うんですが、素敵な映画とスタッフに囲まれて、あたし自身この映画に参加できたことを嬉しく思っています。

―一番苦労されたところは?

苦労したところ…というよりは、今回主役をやらせて頂いて、1ヶ月くらいほぼ毎日演じていたんですけど、何回も毎日毎日演じていて、役と言うより自分だな…っていうか、自然にいろんな感情が出たりとか、勝手に涙が出てきたり、笑ったりとか悔しかったりとか…役なんですけど、自分が今そういう生活をしている人だというか…苦労したと言うよりは、楽しんでじゃないですけど、毎日この役をできたことが嬉しかった、というか…そういう感じですね。

―この役を演じたことはかけがえない体験になったということですか?

そうですね。自分にとっても新しい役の挑戦でしたし、こういう作品に出ることも初めてでしたし、監督とご一緒させて頂くのは2度目のお仕事だったんですけど、監督自身も自分が持っているエネルギーを現場で投げてくださったので、あたしもそれに答えなきゃいけないって思いながら演技をさせて頂いて…1シーン1シーンやっていく内に、あたし自身が自然に出てきた涙だったりとか、そういう感情が出たシーンなんかも監督もちゃんと見てくれていたので「あ、ちゃんと伝わっているのかな」と思いながら、そういうのを噛みしめながらできたので、嬉しかったです。

―原作の大原まゆさんとお話されたと思いますが、印象的な言葉などは?

塩谷くんもおっしゃったんですけど、いろんなパワーを頂いて…初めてお会いしたときに、いろんなスタッフの中にいらっしゃったんですよ。実際会ったら、ホントに元気でスゴイ可愛くて笑っていて、おしゃべりして! すごいビックリしたんですけど、現場とかでも毎日朝も早いし夜も遅くまでだったのに、途中から現場着になって―最初はスカートとかちょっとお洒落して来てたんですけど―「スタイリストさんから現場に来る時は現場着の方がいいよって言われた」って言って、あたしが着てた衣装を着たりとかして現場に来てくれたりとか…そういうことでも、あたしにとってもパワーを頂けたんで、出会えて嬉しかったです。

―最後にひとことお願いします

言いたいことがいっぱいあるんですけど、今回この映画に参加できて、監督をはじめ塩谷くん、原作者の大原まゆちゃん、カメラマンさんや音声さんやスタイリストさんや、いろんなスタッフに出会えたことがまず、幸せだなと思います。
そして、みなさんに映画を見ていただけて、みなさんそれぞれ考えたこととか、感じたこととか、周りの家族だったり友人だったり恋人だったり、自分の周りで支えてくれている人たちに―この乳がんという病気もそうだし―生きていくことって幸せであってありがたいことであって、毎日毎日こうやって朝起きて…わたしも、今ここにいることも幸せでありがたいなって思っています。
ちょっとでも悩んでいたり、苦しんでいたり、自分の中でなんかひっかかるところがあっても、この映画を観て「あ、明日からちょっと頑張ってみようかな」って思ってくれるのが一番嬉しいことなので、この映画をですね、家族や友人、恋人いろんな人に伝えていただければ嬉しいと思います。

塩谷瞬さん(桜田優紀役)

ココロの星

みなさん、こんにちは。今日は少し雨がパラつく中来ていただいてありがとうございます。
(映画は)どうでしたでしょうか。大変な現場だったんですけれども、みんなが一丸となってひとつの作品を作り上げたということで、それが今日初日でみなさんに見てもらえた事をとても光栄と思っています。
僕もこの作品を見てエネルギーをもらったので、このエネルギーを一人でも多く伝えて欲しいと思うので、よかったら1人100人くらいチェーンメールで回してあげてください(笑・会場>拍手)

―平山あやさんの憧れの役だったんですけど、いかがでしたか?

元彼という非常に複雑な役なんですが、脚本を頂いたときから僕はこの作品のことを女性の強さ…平山あやちゃん演じる竹中まゆ、そしてお母さん―その絆もあるし―女性の強さというものにに惹かれて…それにプラスして今回撮影するにあたって松浦雅子さんという女性の監督が撮られて、とても熱い方で、顔合わせの時から熱い言葉を頂いて…これは女性が強く生きる、そこにいろんなことを感じさせてくれる作品なんじゃないかなと思って…。
僕はちょうどこの作品を撮っていた時に、もう1本映画をやっていたんですけど、京都で撮影して明日から北海道だという時に、ちょっとドキドキしながらも「現場はどういう感じですか?」と聞いて、頑張ってるみなさんをサポートできたらないいなと思って、いろんなお話を聞かせてもらったりしてたんですけど、それがやっぱり自分の中での桜田優紀という役になったんじゃないかなって思うし…。
現場に原作の大原まゆさんも毎日来ていて…原作者の方が来ているということがなかなかないんですけど、頑張った女性が生にその場にいるっていうことを感じながらやるというのは非常に貴重な体験になりましたし、エネルギーをもらいましたし、こんなに頑張ってこの人生きてるんだと思ったら、自分もっと頑張んなきゃいけないなと思って、そういうメッセージを伝わってもらえたら嬉しいです。

―最後にひとことお願いします

この作品をやらせて頂くことでいろんなエネルギーをもらって、ひとりの女性が生と死と向き合って闘っていく姿に、自分が生きているということは何なのかと考えさせられました。
1日長く生きるにしても、その1日ってとても大切なんだなと改めて実感させてくれるような作品だと思うので、普段まったくこういうの聞いたことないとか、実感がない方も観て頂いて、生きてるって幸せなんだなと思ってもらったら嬉しいです。
先ほども言いましたけど、よかったら100人くらいチェーンメールでも回してください(笑・会場>拍手)

松浦雅子監督

ココロの星

本日はお忙しい中、初日のしかも第1回にお越し頂いて心から感謝申し上げます。ありがとうございます(会場>拍手)
この映画は、素敵なキャストの方々と、素敵なスタッフの皆さま、そして全国にいらっしゃるいろいろな繋がりのある温かい人たちのおかげでようやく生まれた映画です。
それを初日の第1回目にこうして皆様に観て頂けたことを、本当に嬉しく思います。ありがとうございます(会場>拍手)

―ヒロインの平山あやさんをどのように思いますか?

最初の最初にお会いして「じゃあ明日から撮影だね」という時に―札幌で撮影が始まったんですけど―前日に「みんなでがんばろうパーティ」がありまして、その前に平山あやちゃんに「2人だけで時間をとってお話しよう」って言って…「この映画はとても難しいかもしれないけど、あやちゃん演技はしないでね。この中で生きてみて」って言ったことを、そのまま本当に大変過酷なスケジュールでぜんぜん寝かせてあげられなかったんですけど、見事にやってくれて…そういう意味ではこの出会いに感謝したいな、という感じでしたね。

―「生きる」というのはダイレクトに伝わってきますね

ウソなこととか、これぐらいでいいや、ということをやったら絶対にダメな映画だと思っていて…そういう意味では、平山あやちゃんにとってはボロボロになるまで…肉体的にちょっと過酷だったんですけど、1シーンたりともこれくらいでいいやっていう演技をしなかったんじゃないかなと思うので、(平山あやさんは)すさまじい女優根性だと思いましたね。

―最後にひとことお願いします

この映画は犯人探しもなければ、大きな伏線もなければ、派手なカーアクションもなければ、ビルも壊れませんでした。とてもとても小さな小さな映画だと思います。
でも、これに携わったひとりひとりが心をこめてこの映画を紡ぎ出しました。もし、みなさんの中でよろしければ、よかったと思うところを近くの方にお伝え頂いて、小さな映画かもしれませんけれども、ひとりでも多くの方にご覧頂いて、ちょっとずつちょっとずつ育っていってくれたらありがたいなと思います。

荻原次晴さん(ピンクリボンフェスティバルゲスト)

ココロの星

私、ピンクリボン活動にお手伝いさせて頂いて5年目に入りました。この数年間でピンクリボン、または乳がんにまったく知識のなかった私も様々な勉強をさせて頂きました。
男性がどういう風にサポートすればいいのか、何をしたらいいのか、実体験を聞かせて頂きながら勉強させていただきました。また、乳がんについて日々考えるきっかけにもなりました。
私の周りにも笑顔の後ろに悲しみを隠しながら生きている女性も何人かいます。そういう人たちにとって、この映画は勇気と元気を与えられる内容になっていると思います。
また「わたしには関係ない」「俺には乳がんなんて関係ない」と思っている人たちにとってもですね、なにかしら考えるきっかけになる映画ではないかと信じております。
ぜひ今日この劇場にお集まりのみなさん、この映画、そしてまたピンクリボンをひとりでも多くの方に広めて頂きたいと思います。本日はおめでとうございます(会場>拍手)

中西知子さん(ピンクリボンフェスティバルプロデューサー)

ココロの星

私は6年前にこの乳がんキャンペーンを立ち上げたんですけれども、当時は30人に1人の女性が乳がんになると―現在は20人に1人の女性が乳がんになると言われているんですけれども―そのことに非常にショックを受けました。
こぶし大のしこりになってからようやく病院に駆けつける女性がいて、「乳がん=怖い」「乳がん=死んじゃう」とか、そういう風に思っている方がとても多くてですね、「無知からくる死」という悲しい死がたくさんあることを知りまして、なんとかしなくてはいけない!という思いでこの6年間このキャンペーンをやって参りました。
このまゆさんの映画なんですけれども、2年前にお話を頂きまして、21歳の女の子が乳がんになっていると…。これに私も衝撃を受けまして、テーマはやはりこの映画がきっかけで少しでも多くの方に乳がんに関心を持っていただいて、若い女性にも危機感を持って頂けるきっかけになれば素敵だなと思っております。
この映画がひとりでも多くの女性の命を助けるきっかけになると期待しておりますので、ぜひみなさんもひとりでも多くの方に伝えて頂ければと思っております。本日はおめでとうございます(会場>拍手)

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【関連URL】
『Mayu-ココロの星-』オフィシャルサイト
http://mayu-movie.jp/

CinemaLeaf『Mayu-ココロの星-』紹介ページ
http://www.moon-leaf.biz/cinema/screen/200709Mayu-movie.shtml

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