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2012年1月24日(火)
未来へ受け継がれる夢と絆を描く 『おかえり、はやぶさ』完成披露試写会舞台あいさつ

1月23日、丸の内ピカデリー1(有楽町)にて映画『おかえり、はやぶさ』の完成披露試写会舞台あいさつが行われました。登壇者は藤原竜也さん(大橋健人役)、杏さん(野村奈緒子役)、三浦友和さん(大橋伊佐夫役)、前田旺志郎さん(岩松風也役)、本木克英監督。また、スペシャルゲストとしてJAXA名誉教授・的川泰宣先生と、本作の宣伝部長として誕生したゆるキャラ“はやぶさクン”が応援に駆けつけ、舞台あいさつを盛り上げました。舞台あいさつはキャストや監督のエピソードが紹介されたほか、的川泰宣先生より“はやぶさクン”に宣伝部長としてのお墨付きが与えられるなど、一般公開に向けてさらなる盛り上がりを期待させるものとなりました。映画『おかえり、はやぶさ』は3月10日(土)より全国ロードショー<3D・2D同時公開>です。
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『おかえり、はやぶさ』
小惑星イトカワのサンプル採取という人類初の快挙を達成し、7年60億キロの宇宙の旅から帰還した小惑星探査機<はやぶさ>。成功も失敗も、次の挑戦の大切な経験にして受け継いでいく宇宙開発の歴史が、親子の絆の再生を通して描かれる。日本中に勇気を与えてくれた<はやぶさ>が、全編3Dの迫力で完全再現。機械と人の宇宙への冒険のたびが今はじまる!
©2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会
(以下、敬称略)
本木克英監督:みなさん、今日は大変足元の悪い中、こんなに大勢集まって下さいましてありがとうございます。これからご覧頂く『おかえり、はやぶさ』なんですけれども、はやぶさの映画が3本ある中の大トリとして一般の方はご覧になるんですが、惑星探査機はやぶさのお話だけではなくて、日本の宇宙開発の科学者や技術者たちがどんなに素晴らしい仕事をしてきたかということも分かりやすく感じて頂けると思います。3Dの迫力ある宇宙空間ももちろんなんですけども、みなさんそれぞれ登場人物の―素晴らしいキャストの方々がいらっしゃいますが―どなたかに仮託してご覧頂き楽しんで頂ければと思います。今日はありがとうございます(会場>拍手)
藤原竜也:去年の夏ですか、2ヶ月くらいかけてずっと撮影して、本木監督に年齢・性別問わず多くの人に受け入れられるようないい作品に仕上げてもらったんじゃないかと思ってます。なんと三浦友和さんとも今回親子をやらせてもらえるということで、興奮して楽しかったですけれども、期待して楽しんでください。よろしくお願いします。
杏:この『おかえり、はやぶさ』のなかではJAXAの理学博士の役をやらせて頂いております。はやぶさという一大偉業を達成した素敵な作品に参加させて頂き、光栄に思っております。今回3Dということで、宇宙空間が立体的に迫力がある映像になっています。それから、私たちのヒューマンドラマも過去・現在・未来の立体的な関係性が描かれています。どちらも見応えがあって、ワクワクしながらいろいろな思いを馳せることができると思います。みなさん今日は最後まで楽しんでいって、映画を観た感想などお友達などたくさんの方々と分かち合って頂ければと思います(会場>拍手)
前田旺志郎:本当はこのはやぶさの映画を撮る前はあんまり宇宙のことに興味がなくて、でもこの映画を撮ってみたら「うわ、かっこいい!」て思ったり、宇宙に関しての興味が湧いてきました。そういう「宇宙かっこいいな!」て思いながらこの映画を観てください、お願いします!(会場>拍手)
三浦友和:監督からもお話がありましたけども、はやぶさ関係の映画が3本ありまして、竹内結子さん(『はやぶさ/HAYABUSA』)と、次に渡辺謙さん(2/11公開『はやぶさ 遥かなる帰還』東映配給)という俳優さんが(会場>笑)…2月にあるんですけど、これから始まる映画ですから、東映の作品もぜひ観て頂きたいと思っております(笑) (『おかえり、はやぶさ』は)なんてったって3Dですからね、3Dで宇宙空間が見られる、それだけでも大変な価値がある映画だと思ってます。今日は楽しんでお帰りください。ありがとうございます(会場>拍手)
―本木克英監督、3D作品を制作された上でどんなことに気をつけられましたか?
本木克英監督:3Dで撮影するのはさぞかし大変だったんだろうという話はいろんな方たちからありましたけど、実は始める前は3Dカメラはものすごく大きいし重いし大変かなあと思ってたんですけど、実際に撮り始めていくと3Dカメラで撮っていることを忘れてくるような…それが制作現場なんですけども。
一方、映像としてはですね、3Dだと言うとみなさん飛び出してくるだろうと思われるでしょうけれども、映画は2時間くらいあるんですが、僕が観客の目になって、飛び出し続けると(目が)疲れますので、疲れないような映像をどう作っていくかということを実は工夫しました。
―藤原竜也さん、3D映画に初めてご出演された感想を教えてください。
藤原竜也:(作品を)観た後、はやぶさのいる宇宙空間をリアルに感じました。3Dカメラから1メートルは離れて演技してくれという言われたくらいで、あとは普段の映画と変わらず撮影しました。楽しかったです。
―杏さんが演じた新米理学博士を演じられたうえで気をつけられたことは?
杏:理学と、藤原竜也さんが演じられた大橋健人君は工学博士ということで、理学と工学の違いをまず理解せなばならず、台詞のなかに「夢見る理学系、それを叶える工学系」というのがあるんですけど、工学系は数字とかでやっていくなかで、それを設計していくのが理学系だと思うんですが、その夢を持ち続ける心とか、私が演じた野村奈緒子がなぜ宇宙に夢を持ったかというところも描かれていて、そんな宇宙に情熱を常に持っているということを心がけて演じてみました。
―杏さんはクランクイン前にJAXAに行かれたそうですね?
杏:はい。実際にJAXAに行って皆様のお話をお伺いできればと思ってスケジュールを組んで頂いたんですけれども、それが奇しくも2011年6月13日ということで、はやぶさが地球に帰還してちょうど一周年だったので、偶然だったんですけど、「もしかしてはやぶさが呼んでくれたのかな?」と思っちゃうような、ちょっと縁を感じるような1日でした。
JAXAの中はサイエンティストの方々というイメージを最初持っていたんですけど、白衣を着たすごい固い方々なのかなという風に思ってたんですけれども、心優しく温かくアットホームに接して下さって、自分の中の科学的なイメージというのがいい意味で崩れて、それが映画にも生かせたような気がしています。
―前田旺志郎さん、藤原竜也さんと杏さんと初共演した感想を聞かせてください。
前田旺志郎:藤原竜也さんは、普段はめっちゃ優しいんですけど、たまにめっちゃ無茶振りを言ってきたり、悪さをしてきたりっていうのがあって(会場>笑)、そういうちょっといけずなところもあったり(会場>笑) でも普段はめっちゃ面白い方で楽しかったです。杏さんは会った瞬間「足、長っ!」て思って、それがビックリするほど長くて、それが第一印象です。
―前田旺志郎さん、三浦友和さんの感想はどうでしょう?
前田旺志郎:(首をかしげる)(会場>笑)
三浦友和:共演シーンがないんです。現場で暴れてる姿だけ見ました(会場>笑)
―藤原竜也さん、三浦友和さんと共演された感想を聞かせてください。
藤原竜也:現場は緊張してましたけれども、父親として素敵な空気を出してくれたので、現場にいるだけで自然と引っ張ってもらえるような感じで2ヶ月過ごしてましたね。
―三浦友和さん、「はやぶさ」の前に打ち上げられて運用停止となった「のぞみ」のプロジェクトリーダー大橋伊佐夫を演じられた感想を教えてください。
三浦友和:はやぶさの直前に「のぞみ」が失敗するんですが、その失敗の経験を生かして「はやぶさ」が成功していくという過程があるんですけど、失敗するプロジェクトマネージャーの役だったんですけど、この人の引きずってることというのはですね…失敗するとですね、「血税を無駄にしやがって」というバッシングを受けるわけですね。「何のためにやってるんだ」「宇宙開発なんてやってる場合じゃないだろう」「そんなこと役に立つのか」というような風当たりも強い仕事なんですね。「はやぶさ」が成功して良かったですけど、もし成功していなかったら大変なことになっていたというのも事実なんです。
僕らの仕事もそうなんです。映画とか音楽とかなくたって生活はできるんです。でも、ないと寂しいですよね。そういうことと同じで、思いを馳せるとか、夢を感じるとかいうことで言うと、宇宙開発って大事なことだなということをこの役をやって一層感じました。
―みなさんにお聞きします。宇宙旅行に行ったら、宇宙空間で何をしたいですか?
藤原竜也:僕はですね、UFOを探すかな(会場>笑) どうして笑うの?(笑) 僕はUFOを探してひとりで楽しむんじゃないかなと思います。
杏:まずは遠近法を使って地球を手のひらの上に乗せて写真を撮るのと、宇宙空間に行って水をこぼすと球体になって浮くって聞いたことがあるので、そこにストローをさして飲んでみたいです。
前田旺志郎:旺志郎はまずは丸太の木で家を作って、そこで何日か暮らして、カップラーメンをこう上に流しながら、自分泳ぎながら上に行きながら食べるっていうのが楽しそうだからやってみたいです(会場>笑)
三浦友和:(宇宙旅行が)実現したとしても年齢的に断られると思います(会場>笑) それか宇宙酔いでゲロゲロしてるか(会場>笑) せっかく高額なお金を払ってもったいない思いをするなと思ってます。
―4分間の宇宙旅行で1500万円するそうです。
藤原竜也:4分間だったらもったいないですよね。家にいますかね(会場>笑)
―あの、もう少し夢のあるお話を…(会場>笑)
杏:もうちょっと格安パッケージみたいのが出てくるのを待ちたいです。
藤原竜也:1500万円だって、旺志郎くん。
前田旺志郎:ムリやん!(会場>笑)
三浦友和:どんな俳優だってこのスケールですよ(会場>笑)
―スペシャルゲストとしてJAXA名誉教授・的川泰宣先生にお越し頂きました。本編をご覧になった感想を聞かせてください。
的川泰宣:「はやぶさ」チームはみんな観てると思うんですけれども、私の感想を述べさせて頂きます。
各社ひしめき合ってるなかで、ここまでこぎつけられた関係者の皆様にお疲れ様と言いたいのがまず第一の感想です。
(作品を)観た感想はですね、やっぱり「はやぶさ」の持っている意味が、3月11日の大震災で大きく変わったということです。だいたい宇宙のミッションが映画になるというのはアポロ以来ということですが、「はやぶさ」の場合は3.11をはさんでいたために、一層大きな意味が加わりました。特に若い人の力というのを松竹の映画は思いっきり際立たせてくれたという感じがしました。今から日本が大きな困難に立ち向かわねばならない時に、若い人の力というのは待望されているもので、それを基本にしてくれたことで、この映画の持つ意味が大きなものになったという感じがします。
もうひとつは、家族の絆ということですね。宇宙に取り組んでいる人っていうのは、エンジンのテストをするのに北に行ったと思えば打ち上げのために南に行くっていう風に、集団で移動して出張が大変長いんですね。そうすると、一緒に同じように移動して行くもんだから、たとえば子供の生まれ月が似てるとかですね―違う月で生まれたらおかしいわけで、ちょっと引き算すればわかるんです(笑)―そういう風なことがあって、かなり特殊な環境で過ごしてます。で、ミッションそのものがいろんな困難にぶつかるということがあると、家族の支えがないとなかなか続けられないということがありますけど、この映画ではそれが念入りに描いて頂いているのが嬉しかったなと思います。家族の絆というのが、今からの日本に一番大切なもので、日本だけではなくてこの星の上に広がって欲しいというものですから、「はやぶさ」を通じてもっともっとみんなの中に広がって欲しいと思います。
「はやぶさ」には何千通ものメッセージが全国から寄せられたわけなんですけれども、子供たちの小さい頃の感動というものが確実に未来の力になると思っているので、子供に大勢観てほしいと、それにふさわしい映画になっていると感じました。大変楽しいというのもありますし、今日はどちらかと言うと大人の方が多いと思いますけど、ご覧になった後で全部の子供みんなに観て欲しいというメッセージをどんどん伝えて頂ければと、そういう感想を持ちました(会場>拍手)
―さらにスペシャルゲストとして本作の宣伝部長“はやぶさクン”が応援に駆けつけてくれました。広報活動の先輩である的川泰宣先生、激励の言葉を頂けますか?
的川泰宣:これで全国に行くのにどうやって飛行機に乗るのかなって考えてたんですが(会場>笑)、たいへん楽しいこういう趣向も松竹ならではかと思います。子供たちにぜひこの「はやぶさ」の映画の楽しさ、それから「はやぶさ2」っていう―たいへん難儀しておりますけど―これからミッションが始まりますので、未来に向けてのメッセージと一緒に、はやぶさクンの声をいっぱい届けて欲しいと思います。この映画を子供だけでなく、家族で見て欲しいという宣伝を思いっきりやって欲しいと期待しております(会場>拍手)
今回のベストショット

はやぶさ帽子を被ってゴキゲン?な前田旺志郎くん。

宣伝部長としての活躍が期待されるゆるキャラ“はやぶさクン”

JAXA名誉教授・的川泰宣先生から“お墨付き”を与えられる“はやぶさクン”

“お墨付き”のシールへアップ。ご本人に似てる!!
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【関連URL】
『おかえり、はやぶさ』オフィシャルサイト
http://hayabusa3d.jp/
JAXA|宇宙航空研究開発機構ウェブサイト
http://www.jaxa.jp/
CinemaLeaf『おかえり、はやぶさ』紹介ページ
http://www.moon-leaf.biz/cinema/screen/201203Hayabusa3d.shtml
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