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茶々 天涯の貴妃

信長の血を継ぎ、秀吉にに深く愛され、家康に最も怖れられた女ー茶々
12月22日より公開
公式サイト http://chacha-movie.jp/

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茶々 天涯の貴妃

©2007 「茶々」製作委員会

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女は、負ける戦をしてはならぬもの。

戦国時代、織田信長の姪として生まれ、豊臣秀吉の側室となり、徳川家康と天下を賭ける決戦を繰り広げた女性・茶々。その激動の生涯を、壮大なスケールで描き出した時代劇大作が誕生する。原作は2007年NHK大河ドラマ「風林火山」で再び脚光を浴び、今年生誕100周年を迎えた作家・井上靖の1961年度野間文芸賞受賞作『淀どの日記』(角川文庫)。戦国乱世の中で男たちの天下獲りに左右される数奇な運命にも屈せず、子供をなして生きるという女性ならではの人生観と、はつ、小督(おごう)という二人の妹との絆を胸に秘めながら、愛と誇りを貫き精いっぱい人生を歩み続けた茶々の凛とした生き方は現代女性にも共感を呼ぶことだろう。
そのヒロイン・茶々を演じるのは、元宝塚歌劇団宙組の男役トップスター、和央ようか。昨年惜しまれつつ宝塚を退団した彼女にとっては、これが映画デビュー作。しかも舞台以外の演技も初めてなら、女性役も初体験。174cmの長身を活かし、今までにない凛々しくも強い意志を持った、新たな茶々像を作り出している。

その茶々を取り巻く戦国人物絵巻が本作最大の見どころ。<茶々と憎しみを超えて、愛で結ばれる豊臣秀吉>。<幼い茶々の運命を変える叔父・織田信長>。<最後に茶々の前に立ちはだかる最大の敵・徳川家康>に加え、前田玄以、柴田勝家・真田幸村・豊臣秀頼といった戦国時代の名だたる武将がドラマを彩っている。そして物語のもうひとつの柱となる姉妹愛の部分では、姉の茶々を思いながらも最後には徳川方の人間として愛憎半ばする立場に立たされる三女・小督。そして姉と妹との板ばさみになる次女はつを始め、織田信長の妹であり茶々の母であるお市の方、北の政所、大蔵卿らが魅せる“女たちの戦国時代”も描かれることで、茶々の人生はさらに深く美しく浮き彫りになっていく。

監督は、これまで「新仁義なき戦い 謀殺」(02年)、「極道の妻たち 情炎」(05年)といったアクション映画を手掛ける一方で、芸術祭優秀賞に輝いた山本一力原作の「あかね空」(03年)、2007年正月に放送された「白虎隊」(07年)などのTV時代劇でも才気を感じさせた俊英・橋本一。その現代的な映像センスと、情感漂うドラマの演出力でどのような戦国絵巻を紡ぎだしてくれるかに期待がかかる。脚本は『仁義なき戦い 完結編』(74年)、『復活の日』(80年)、『鬼龍院花子の生涯』(82年)、『極道の妻たち』シリーズなど、数多くのヒット作を生み出してきたベテラン、高田宏治。今回も茶々のヒロイン像を中心に、戦国の世の終焉を見事な男女が織り成すロマンとして描いている。
クライマックスの大坂夏の陣では、京都にある伏見桃山城を2カ月費やして、全高50m五層の天守閣を全面改装して大坂城に見立てて撮影。豊臣と徳川の最終決戦を雄大なスケールで再現する。その改装費用は7000万円にも及ぶ。また、秀吉が茶々の為にあつらえた鳳凰の打掛を始めとする豪華衣裳は、全体で1億円以上をかけている。『男たちの大和/YAMATO』(05年)、『大奥』(06年)に続いて東映京都撮影所が総力を挙げて放つ、製作費10億円の堂々たる大作だ。

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茶々 和央ようか
寺島しのぶ
富田靖子
高島礼子
余貴美子
原田美枝子
中村獅童
渡部篤郎
松方弘樹(特別出演)

原作 井上靖「淀どの日記」(角川文庫)
監督 橋本一
脚本 高田宏治

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