好きなように、感じたように演奏する。
それが音楽だっていうこと―。
ちょっと内気な男の子・白波瀬が出会ったのは、音楽に特別な"何か"を感じた瞬間、理性の支配から解放されてしまう女子高生の芹生百合子。仲間とともに一度はつぶれたブラスバンド部を復活させ、ブラスバンドの甲子園「普門館」を目指すうち、白波瀬たちは上手なだけでも器用なだけでも得られない、かけがえのない“何か”を発見していく。
『スウィングガールズ』『リンダ リンダ リンダ』など高校生たちの音楽ものがヒットし、『のだめカンタービレ』『神童』で若い世代にもクラシック・ブームが広がるなか、まったく新しい青春学園音楽ムービー『ブラブラバンバン』が誕生した。
ときにはぶつかりながら、みんなで力を合わせてひとつの目標に向かい、成長していく。甘酸っぱい友情とほのかな恋に彩られた青春映画のきらめきをギュッと閉じ込めた王道の展開ながら、圧倒的にユニークなのはヒロインのキャラクター設定。音楽にエクスタシーを感じるとエッチな暴走キャラに変身してしまうヒロインが巻き起こす笑いと涙に満ちたエピソードが、『ボレロ』をはじめとする名曲とともに描かれていく。
原作は力強い絵のタッチとユニークな視点が生きたストーリー展開で熱烈なファンを持つ柏木ハルコの同名コミック。週刊ヤングサンデーに連載されて話題を呼んだ原作の高揚感を、柏木ハルコのファンだという『青の瞬間(とき)』の草野陽花が見事に映像化している。
根戸ケ谷高校のブラスバンド部の部員には、個性豊かなメンバーが揃った。モデルばりのルックスを誇りながらもナイーブな内面を持つヒロインの芹生百合子を演じ、主題歌も担当しているのは、06年3月にはロイド・ウェバーの『ザ・ビューティフル・ゲーム』でミュージカル・デビューも果たした、国民的美少女コンテスト出身のアーティスト・安良城紅。次世代のファッションリーダーでもある彼女が指揮とホルンを担当するセクシーな女子高生に挑戦し、新たな魅力を開花している。白波瀬を演じるのはドラマ『いま、会いにゆきます』で注目を集めた福本有希。ほかにも『天然コケッコー』の岡田将生、『テニスの王子様』の足立理、『フラガール』の徳永えり、『エコエコアザラク』の近野成美など、これからの日本映画界を担うフレッシュなキャストが集結した。音楽が重要な役割を果たす作品だけに、出演者たちは各パートの楽器を猛練習。栃木に残る廃校でクランクインしてからも空き時間には音楽室で練習に励み、思わず鳥肌が立つような演奏シーンを完成させた。また教師役として藤村俊二、宇崎竜童、さとう珠緒、ヒロインの両親役で森本レオ、原日出子らが顔を揃え、若い才能をバックアップしている。
安良城紅
福本有希
岡田将生
足立理
近野成美
徳永えり
若葉竜也
南明奈
柳下大
さとう珠緒
藤村俊二
森本レオ
原日出子
宇崎竜童
監督/脚本 草野陽花
脚本 森田剛行
原作 柏木ハルコ
2007|日本|93分|35mm|カラー|ヴィスタ|
配給/宣伝:トルネード・フィルム
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