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山を見守り、育む。
健全な山を維持するために、人は常に山を見守り、育んでいかねばなりません。

苗木は雑草やつるより成長が遅いため、放っておくと生育を妨げられてしまいます。雑草に覆われてしまったり、つる類に巻かれてしまった苗木は枯死してしまう可能性もあります。そうならないよう、定期的に下刈という作業を行い、苗木が健やかに成長できるように見守り続けていく必要があります。

下刈 やがて苗木は成長すると背も高くなり、方々に枝をつけていきます。除伐・除間伐といわれるかん木類を取り除いたり不良木を除去する作業や、枝打と呼ばれる余分な枝を切り取る作業が行われるのはこの頃です。除伐はかん木類に主木の成長が抑圧されたり、つる類が幹に巻きついたりするのを防ぐために行われます。枝打ちは将来材木として真っ直ぐとした成長を促すとともに、地表面までやわらかな陽射しを届かせてあたたかで健全な山を維持する目的もあります。これらの作業を怠ると、日光は上方の枝に遮られ、地上は暗い影だけの冷たい山となってしまいます。

このような作業を繰り返し、人はおおよそ40年をかけて山を見守り育んでいきます。

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